webサイトのデザインの醍醐味

醍醐味はいくつもあるけど、
今回はひとつにしぼって書きます。

●異なる画面サイズへの対応
 ーサイズだけではなく状況への配慮ー

いまwebサイトデザインにおいては
PC、スマホやタブレットなど、それぞれの画面サイズに最適化したデザイン(設計)をする必要がある。

Googleでは、この2015年4月21日から、スマホに対応してるかどうかを基準の一つにとりいれ、検索結果にもある程度は関わってくることもあるという。

Googleの検索性はともかく
表示サイズが大きく違えばデザインを変える必要があるのは必然。
B5版ムックで出した本を文庫にするなら、編集設計からデザインにいたるまで作り直すことと同じ。

PCでの情報伝達性を考えながら、ほぼ同時に「スマホではどう伝わるかな。どう見えるかな」ということを考える。こういう設計性がとても楽しい。

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●物理的な大きさより事情・状況の違い

モニターの大きさだけのことではない。
PCとスマホ、タブレット。それぞれにおいて使用してるシチュエーションは異なる場合が多いと思う。まさか歩きながらデスクトップPC+でかいモニターでwebを見ることはないだろう。デスクトップPCでの閲覧ならきっと部屋でじっくり見るはず。

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スマホなら外でちょっとした時間に見ることが多いだろう。タブレットなら寝る前にウトウトしながらまったり眺めるだけかもしれない。
モニターの違いという物理的な事情以外に、閲覧者の状況の違いもある。

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そうなると情報を伝えるときの「優先順位」が変わってくる。
「画面サイズに応じた要素の大きさ」と「閲覧者の事情にあった大きさ」をある程度は考えなければならない。情報を伝える速度感も変わってくるだろう。
つまり「デザイン(設計)」が変わってくる。
書籍などの紙媒体でのデザインでも、読者の事を思いながらアレコレ考えるのが好きなので、最近のwebデザインのように「スマホの人はこう見て(読んで)くれるかな」
「PCではこうかな」「タブレットではこうスワイプしてもらって楽しんでもらおう」
などと考えることはとても楽しい。


●レシポンシブデザイン

「レシポンシブデザイン」というものがある。
以前は携帯用サイト(スマホ用サイト)はPC用サイトとは別に完全にまるっと作っていたけど最近では、PC版サイトを作ればほぼ自動的にスマホ版ができてしまうという技術もある。

でもそれにしたって、「自動的」に頼らずにしっかり「この幅のデバイスのときはこう見せたい」ということを意識して手をいれてやる必要があると思う。
むしろ作り手の意識高さ、低さがはっきりバレてしまう技術かもしれない。


●紙の仕事にも生きてくる

もちろん紙の書籍とは別物だと言えるけど、webデザインのように多面的に「どう見せようか、どう仕掛けようか」というwebでの研究・勉強は、紙媒体の仕事にも確実にフィードバックされる。

これもまた至福の瞬間。