デザインでもイラストでもラフは描く

ラフを描いた方が早い

 

書籍の本文レイアウト・装丁、パンフ、Webなどのデザイン業務はパソコンとソフトを立ち上げれば、パタパタと組み上げていくことが出来る。

でも大抵の場合それは「のようなもの」でしかないことが多い。

発想が漠然としている状態でパソコン上でグイグイとマウスを動かしてみても、デザイン[設計]などできたもんじゃない。

 

よっぽど頭の中で完璧に出来上がってて、アウトプットするだけにまで頭の中でイメージが完成していれば別。なかには常にそうだという人もいるかもしれないけど、多くの場合はしっかり紙の上で手を動かすことでデザイン[設計]を始めたほうが良いと思う。

 

いろいろ理由はあるけれど、ひとつにはパソコンソフトでの作業では「機能・ツールを使う」という目的が強くなる。なので、発想が無い状態でソフトを動かしてしまうと、機能・ツールを使う事が先行してしまい、そこから後付けでデザインらしきものに仕立て上げようとすると、時間がかかるし、良い発想ができない。

そもそも発想ありきじゃないから。

 

もう一つは手を動かすことで脳が伸びやかになることもある。
少なくとも自分はそうだ。
やはり紙を前に手を動かすことから始めたい。
いつもは、

●1:頭でどうしようか思い描きなら歩く
●2:ふわっとわいたら紙に向かう。
●3:そしてパソコン。

という流れで作業に入っている。

しかし世の中にはそんな必要が無い人もいるってことは否定しない。
モーツァルトの譜面は何か消した後も、書き加えた後も(ほとんど)なく完璧に美しかった(事が多い)らしい。
手塚治虫はラフも下書きも無しでペン入れを始めることができたらしい。

 

常にそんな人たちと同じように発想・作業はできないので、私はラフを描きます!
3DCGもソフトを立ち上げて少し手を動かせば、それなりに出来ていってしまう。でも成り行きで「良い感じ」のものが出来る確率はやっぱり低い。それに時間がかかる! 結局ラフを描いた方が数十倍早い。

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